新!整備工場への道。~基礎工事編~ [整備工場への道]
工程名はわかりませんので写真を。
10月1日。
解体後綺麗に砂が入れられて、ショベルで踏み固められました。
10月4日。
砂の上に砂利が入れられて・・・
10月8日。
鉄筋が組まれ、型枠が設置されました。
10月18日。
コンクリートが流されて数日。
10月19日。
型枠が外されました。
ここから数日、コンクリートの乾燥の為しばらく寝かされるそうです。
次の工程は鉄骨組み。
ここからが楽しくなる工程です。
新!整備工場への道。~解体編~ [整備工場への道]
いよいよ解体が始まりましたので本日までのご報告。
26日、解体業者さんの人力で外せるものを片っ端から外していきました。
金属、プラスチック、その他に綺麗に仕分けられて搬出され、PITは何もない寂しい姿になってしまいました。
27、28日、そんな感傷に浸る間もなく重機が搬入され、屋根部分から解体が始まりました。
重機の先端ははさみ状の機械で、太い金属の柱もコンクリートの壁も容赦なくあっという間にバラバラに。。
わずか2日で屋根は完全に姿を消すことに。
そして本日30日、重機の先端はエアハンマーに替えられ、土間のハツリ工事がスタート。
ズドドドドっ、と派手な音で豪快に土間のコンクリートが砕かれます。
周辺の方々にはこの工程が一番迷惑をお掛けするところ。
順調に進むことを祈りつつ、時々様子を伺います。
しかしプロの仕事はスマートそのもの、本日1日でかなりの部分のハツリがされていました。
明日も作業が残っているようですが、今のところ順調に進んでいるようです。
50年以上前、創業当時と思われる注油口が地中から姿を現しました。
続く。
撮影機種:Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
新!整備工場への道~大きく羽ばたく為に~ [整備工場への道]
そんな中何をやっているのかというと、タイトルの通り整備工場を作ろうと思って水面下で動いていたのでした。
といっても、実際のところ私の会社(自営業)は現在認証整備工場の資格を持つガソリンスタンドとして日々車検業務や故障修理等を行っておるのですが、現在の整備工場(PIT)は既存の倉庫を整備工場の整備スペースとして申請し、そこに後からタダで貰ったリフトを設置しているという大変使い勝手の悪いもので、稼働以来なんとか我慢して作業を行ってきたもののそろそろ新しくしたいという欲求がどんどん湧いていたのでした。
認証整備工場になったのは2005年、貰い物のリフトを設置したのは2008年、そして2013年、いよいよ我が社の、というか私の念願であった整備工場リニューアル化がいよいよ動き出しました!
これから約2か月、既存のPITを解体し、新しい建物が完成するまで、できる限りご報告できたらと思います。
どんなPITができあがるのか!
楽しみで夜も眠れません!!
続く!!!
ロードスターの後ろが倉庫を改造した今までのPIT。
参考リンク: 整備工場への道
使われない工具たち・・・ [整備工場への道]
その間中古車販売、車検ともに軌道に乗り順調に稼働しておりますが、最近のアライメントネタで思い出したのが認証工場化に当たって購入が義務であったものの未だに使われることがない工具の存在です。
それは、ターニングラジアスゲージ、トーインゲージ、キャンバキャスタゲージです。
他にもタコドエルテスタやバキュームポンプも未使用な工具たちです。
今回アライメント測定に必要な3点を引っぱり出してみました。
ターニングラジアスゲージ。
2台で1組です。
この上にフロントタイヤを置き、ハンドルの切れ角やキャスターを測定します。
キャスターとは、専門的に言うとフロントタイヤを横から見た場合のタイヤの中心を上下に書いた直線とキングピン中心線の交わる角度ということなのですが、例えば自転車のフロントフォークが斜めにハンドルに向かって取り付けられているあの斜めの角度のことと考えればよいとおもいます。
トーインゲージ。
クルマの前後タイヤそれぞれのトーを測定します。
トーは左右のタイヤを真上から見たとき前後の距離の差を比べて、前が短ければトーイン、前が長ければトーアウトということになります。
キャンバキャスタゲージ。
クルマのキャンバとキャスターを測定しますが、キャンバーとは左右のタイヤを前から見たときハの字状であればマイナスキャンバ(ネガティブキャンバ)、逆ハの字であればプラスキャンバ(ポジティブキャンバ)といいます。
これらのゲージ、使いこなせればクルマのアライメントが分かるのですが今まで見て見ぬふりをしていたのです。
なぜなら普通のクルマはアライメントが大幅に狂っていそうな時を除いて測定することはないですし、もしそういう兆候であるひどいタイヤの片減りがあった場合は近くのコクピットで調整してもらっていましたから・・・
車検時の必要な調整は陸運局近くのテスター屋さんで調整してましたし。
今回私のクルマでこんなにアライメントの疑問が沸かなかったら、たぶん一生使われることはなかったでしょう。
とりあえず使うことができそうか確かめてみましたが、ターニングラジアスゲージとキャンバキャスタゲージはイケそうでした。
しかし、トーインゲージ、一番測定が簡単なトーインゲージが使用できないことが判明。
車高、低過ぎました・・・
一応車検に通る9センチ以上の車高はあるのですがそれよりもわずか数センチ、ゲージの方が背が高かったみたいです。
ノーマルロードスターは問題なさそうです。
ということでトーインゲージは再びお蔵入り。
お客様がアライメントで問題が起きた時、コクピット前にもう一回引っぱり出すことにしましょう。
最近我が家でベビーラッシュ中です。
メダカ。
ほぼ毎日産卵していて毎日採卵して別の水槽に移し替えているのですが、ついに孵化がはじまりました。
ベビーは現在6匹。
まだまだ卵は増えていますので、順調にいけば何十匹・・・
私たち日本人も見習わなければ。
(ベビーの写真は残念ながら撮影できず・・・現在約3ミリ程度なので私のデジカメではうまく写ってくれません。)
設置完了(設備増強編その3) [整備工場への道]
雨が降る中、トラックで運ばれてきたモノ、それは・・・
みなさんのご想像通り、リフトです!!
埋め込みタイプの。
なんと、タダ。
残念なことですが近くの同業者であるガソリンスタンドが閉店しまして、そこに設置してあったこのリフトを引き取ってほしいとの打診を頂いたので、お受けしたのです。
設置してからかなりの期間が経過しているということで資産価値としてはほとんどなく、撤去費用をこちらが持つということで取引が成立したのでした。
ということで、リフト自体はタダなのですが設置に係る色々な費用は当然かかっているわけです。
運ばれてきたリフトはかなりくたびれているのですが、今回業者にメンテナンスも依頼しているので使うにあたっては問題がないようにしておきます。
とりあえず設置完了。
油圧作動油を注入し動作点検を行いましたがひとつ部品が足りないことが発覚したので、万全を期すべくとりあえず部品が届くまでは使用しないことにして、さび落とし、簡易塗装を行い作業を終了しました。
ということでまだ使用できない状態ですが、設備増強はほぼ完了ということで、これからガンガン作業を受注していき、その合間にチョコチョコと愛車を・・・以下自粛。
掘り出し物の設置準備(設備増強編その2) [整備工場への道]
棺桶・・・もとい型枠の周りにコンクリートを流し込みます。
大型のミキサー車1台分の生コンが使用されました。
生コンを流し込んだ後は職人さんがヘラで平らに慣らしていきました。
いよいよ明日、設置工事が行われます。
楽しみですねー、ワクワクしますねー。
掘り出し物(設備増強編その1) [整備工場への道]
掘り出し物ゲットで、お店の地面を掘りだし中。
コンクリートを流し込みます。
今週中には土台が出来上がり、来週早々に掘り出し物を埋め込みます。
フフフフ・・・
整備工場への道完結編 [整備工場への道]
1月11日に広島県整備振興会に行って「認証書」なるものを頂いてきました。
文面は「道路運送車両法第80条の規定により下記の通り自動車分解整備事業を認定する。」
自動車分解整備事業の種類 普通自動車分解整備事業、小型自動車分解整備事業
対象とする自動車の種類 普通自動車、小型四輪、小型二輪、軽自動車
及び装置の種類 動力伝達、走行、操縦、制動、緩衝装置に限る
と、なっています。
簡単に書くと、3,4,5ナンバーの乗用車のエンジン以外のすべての分解整備が可能になったということです。
ブレーキパッド交換、前輪ストラットサスペンション取り外し、独立したコイルスプリング取り外しは
分解整備にならないみたいですが、それ以外は結構分解整備に当るみたいです。
キャリパ取り外しやショック交換、クラッチ交換、タイミングベルト交換など僕らにはおなじみの作業でも商売となると、こうやって認証を受けなければ作業できないのです。
今回の認証申請と並行して行っていた古物商の認可、中古車オークション会場への入会等、
かかった手間と費用をこれから取り戻さねばならないっす。
早速車検の申し込みと中古車2台ムーヴとランクルのオーダーを頂いたので良い滑り出しとなるんじゃないでしょうか。
完成!→中古車販売への道 [整備工場への道]
しばらく更新しないうちにアクセスは好調のようで・・・
お越し頂きありがとうございます。とりあえず再開してみます。
実は11月初旬、整備工場化工事は無事に完了いたしておりました。
ご報告が遅れました。
整備振興会にも報告完了し下見も終了、そして本日中国運輸局の査察も終了し、
晴れて年内中に専門認証工場として営業できる運びとなりました。
ぱちぱちぱち。
エンジン以外の部品に関しては分解整備もOK、定期点検もできます。
パッド交換や足回りの交換、ばっちこいです。
ついでに宣伝、中古車販売はじめました!!
ミゼットⅡからフェラーリまで中古車オークション会場に出品されているものなら
何でも扱うことが可能です。
中古車の大半は中古車オークションと呼ばれるせりによって取引され、
各中古車販売店に流通していきます。
その中古車オークション会場の会員になっちゃいました!
HAA神戸と言う会場があり、今回会員になった会場のひとつなのですが、
毎週8~9,000台の出品車両の中からお目当てのクルマを探していきます。
現地にも行ってきましたが、とてつもなく広い会場で一日でクルマを探すのは
不可能というくらいの規模でした。
パソコンを駆使して車両を検索できるので遠い場所の会場でも会員になったのですが、
購入の際は現地で実車両の確認を行い、オークションに参加となります。
詳しくはまた今度、早く知りたい人はお店に来てください。
はまりますから、クルマ好きは。
整備工場への道その4 [整備工場への道]
申請書類がそろってずいぶんたちますが、工場の工事が遅れております。
整備振興会へはすでに書類提出も終わりあとは現場確認というところまできているのですが。
しかし、このガレージ、完成後を考えると顔がにやけてしまいます。
「おいおい、仕事のためのガレージだろ」という説もありますが、そんなことは置いといて
週末は夜な夜な入り浸って作業を・・・という気持ちがふつふつと湧き上がります。
整備工場の用件を満たすためのスペースだけあって1台分の作業場として考えると広すぎます。
駐車だけなら2台は十分入りそうな広さがあり、今はまだ何も設備類が入っていないとはいえ、
ちょっと横に仮眠用のベッドも置いちゃおうかなーと。
これで仕事たくさん取れなければきっと怒られます。はい。
車検、整備何でもこいです。