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パワーウインドーレギュレータ。 [ロードスター]

長くロードスターに乗っている人なら一度は交換したことがあると思われる部品、パワーウインドーのレギュレータ。
窓ガラスを上下に動かす部品で、モーターの部分とそれ以外ワイヤーとガイドレールのレギュレータ部分に分けられます。
セットで注文すると部品の交換で完了となるので作業は超カンタン。
ですが2万円ほどする高価な部品となります。
それをレギュレータのみ注文して動くモーターは再利用し、動かなくなったレギュレータを注文して交換します。
そうすると部品代は7千円ほどとなり、お財布にはとても優しくなります。
しかし作業の難易度は飛躍的に上がり、過去に途中で断念してディーラーに泣きついた経験があります。

今回、当店に勤めるアルバイトの少年が免許を取得して、初めてのクルマとしてNB8Cロードスターを購入した(させた)ことから、この作業を再度チャレンジすることとなったのでした。

作業にあたって必要なもの、ラジオペンチ、タイラップ、グリース。

ドアの内張りを外し、ナット、ボルトをとにかく外し、モーターレギュレータを取り出します。
モーター部分にあるカバーのかしめを外してワイヤー部分を露出させ、古いレギュレータを取り外します。
IMG_3912.JPG
IMG_3914.JPG
ワイヤーの巻き方、穴に通す位置関係をしっかりと覚え(写真に撮る)ないと外した後で困ってしまいます。
外した後は新品のレギュレータに付属している新品のロールを使ってワイヤーを巻きつけるのですが、ここがロードスターの諸々の作業の中でも屈指の難易度なのです。
しかし、今の私にとってこの作業の難易度は普通レベル。
なぜなら攻略法がわかったから。

ワイヤーにロールを巻きつけるにあたって、ワイヤーを目いっぱい巻きつける必要があるのですが、2つのスプリングとワイヤーが動く為にテンションを掛けながらロールに巻きつけることができないのです。
そこで考え出したのが。。。
IMG_3915.JPG
分かりますか?
IMG_3916.JPG
タイラップを。。。
IMG_3917.JPG
2つ使ってスプリングを縮めた状態にしておきます。
2か所あるのでどちらも。
これでワイヤーの巻きつけが超簡単に!
最後の固定だけラジオペンチで引っ張って取り付けましたが、このようにして作業するとあっという間です。
IMG_3918.JPG
IMG_3921.JPG
あとはグリースを必要な量注入して蓋を閉め、クルマに取り付けて完了。
仮止めの状態で動作確認して元の状態に戻しました。

実は私のロードスター、パワーウインドの動きが渋かったのですが作業の難しさゆえに今まで先延ばしにしてきました。
でもこれからはこの作業も問題ありません。

時間見つけて自分のも作業しなきゃ!
IMG_3923.JPG
18歳の若者が17年落ちのロードスターオーナーになりましたが、どんどんロードスターの泥沼に嵌めていかなければなりません!
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尚之

僕のも交換お願いします(;_;)
by 尚之 (2017-05-13 15:36) 

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